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NPO法人スーリールファムとは

NPO法人スーリールファムは「女性の元気は、社会の元気」を合言葉に、女性を元気にする活動に取り組んでいます。
体を動かす。オシャレをする。家を片づける。パンを焼く。家からちょっと出かける。人と会っておしゃべりをする。
そんな、「元気が生まれるきっかけづくり」が私たちの活動です。

*「スーリールファム(Sourire Femme)」とは、
 「La femme souriante(笑顔の女性)」という仏語を元にした造語です。

コミカフェ講座での出会い

生活協同組合パルシステムを母体とした「セカンドリーグ」というネットワークコミュニティがあります。
生活協同組合は安心安全な商品を扱うだけでなく、組合員のくらしに役立つ活動もしています。その一環として、地域やくらしの課題解決のために活動する人たちをコーディネートしたり応援したりするのが「セカンドリーグ」です。
そこの事業の1つに「コミュニティ・カフェ起業塾」という講座がありました。
スーリールファム設立メンバーのうち、3人がこの講座(第9期)の出身です。

そこで
「手作り酵母の美味しいパンを出すカフェ」
「様々な講座が開催できる場づくり」
「多様な働き方を支えるコワーキング・カフェ」
などの夢を胸に、専門家講師の指導の下、事業計画を立てたり、資金計画を練ったりしていました。

 

 

高すぎる!ハードル

しかし、コミュニティ・カフェといっても群雄割拠する飲食店と同様の厳しい業態です。
お店の家賃から、コーヒーに添える砂糖・ミルクから、お客さんが快適に過ごせるための冷暖房設備から、食事を運ぶ人の交通費から…、そりゃあもう何から何までお金がかかります。
商品・サービスの単価、お客さんの数、回転率などから計算し、それだけのお金が生み出せる事業でないと続けることは不可能なのです。

退職金をつぎ込んだり、家族を説得して自宅を改装したり。
そんな先輩方のコミカフェを見学させていただき、貴重なお話をたくさん伺ってわかったことは「自分にはムリ!」ということでした。
箱(店舗や事業所)を持って、事業を運営していくということは、並大抵のことではありません。当たり前のことですが、それがよく理解できました。
(「最初に気づけ!」という声が聞こえてきそうですが、気づいている方は「コミカフェ講座」にはそもそも参加しないでしょう。たぶん。)

さて、ここからが私たちのおっちょこちょいな第二幕です。
「できそうにない」とわかったのに、定期的に集まって情報交換を続けました。
「何に向けて?」
「何のために?」
わからないけど続けました。3年も!

 

 

お金、時間、気力体力のバランス

もしも、目を三角にして(!)500円玉貯金の缶カンに、毎日ガツガツと貯金をしたらどうでしょう。
1日6枚貯めたら3000円。
月に9万円(すごい!)。
1年間で100万円。
10年がんばったら1000万円!
それだけ貯められれば開業資金になるかも!

…でも、ちょっと待って。
本当にそんなことが可能でしょうか?
私たちの年齢を考えると、10年後のそのお金は、そっくりそのまま老後の資金にまわしたい(笑)。

お金、時間、気力体力に加えて、それぞれの家庭事情、仕事事情も常に変化していきます。
バランスを考えたら、「今」がとても貴重に思えてきました。
一人ひとりが今までコツコツと積み重ねてきたキャリアは立派な「資本」です(この際、謙遜や評価はおいといて)。
「思い」とともに各自のキャリアを少しずつ持ち寄り、誰かのために役立つ活動をする。
これは良いアイデアだと感じました。
コミカフェ開業では飛び越えられなかった高すぎるハードル。
高いなら下をくぐって、活動を始めよう! 
場所はその時々でお借りしよう、ということで一致しました。

 

 

今できることをつなげよう

賛同していただいた方たちが加わり、こうしてNPO法人スーリールファムが誕生しました。
私たちは、女性が笑顔になれるような活動をしていきます。

日本舞踊をベースにしたストレッチ体操。
おしゃれな装いやメイクのアドバイス。
部屋を片づける相談。
美味しいパンを一緒に作る。
アクセサリー作りのワークショップ、星を見る会、音楽を楽しむ会…などなど。

どこかの場をお借りして、何人か集まって楽しい時間を過ごしましょう。日常の中に楽しいインパクトを生み出せれば、活動はとりあえず成功です。
天然真珠の核は、小さな砂粒などの異物だそうです。それを核として、真珠質が何層にもとりまき、年月とともに美しい真珠に育つのだとか。

私たちの活動は、地域社会という貝に飛びこんだ「おっちょこちょいの小さな異物」かもしれません。
インパクトは一瞬で、異物はすぐにペッと吐きだされてしまうかもしれません。
しかし、活動がつながっていけば、孤独な異物として消えてしまうわけではありません。
協力いただける人・場所・機会が増えることで、真珠に育つ確率も高くなるでしょう。真珠とは、笑顔の女性が活動する元気な地域社会のイメージです。

つながっていれば、どこかで育つ真珠をみんなで喜ぶことができる。そんな、美しく楽しい夢を持って、活動していきたいと考えています。

 

 

2016年12月 設立総会 2017年4月 法務局へ登記
2016年12月 設立総会 2017年4月 法務局へ登記